ロンドンVixen 60年代ー70年代のロックを聴く

60年代後半から70年代の黄金期を中心にロック名盤・名曲を聴く(時々乱読)

2018-01-01から1年間の記事一覧

カンタベリー系の2枚目にお勧めのハットフィールド&ザ・ノースの『ザ・ロッターズ・クラブ』

今晩は、ヴァーチャル・パブのロンドンきつね亭です。 今日はハットフィールド&ザ・ノース(H&TN)の『ザ・ロッターズ・クラブ』でいってみます。 H&TNは、以前当店で『ピンクとグレイの地』を取り上げたキャラバンのリチャード・シンクレア(v、b)、Eggに…

B級?好き嫌いが分かれるR・ストーンズの「ブラック・アンド・ブルー」

今晩は。ヴァーチャル・パブのロンドンきつね亭です。さて今回はローリング・ストーンズの『Black and Blue』をやって見たいと思います。 ミック・テイラーが辞めてしまった当時、ストーンズは後任のギタリストを探していました。 候補に上がっていたのはジ…

ポップスを侮っていけないスティーリー・ダン『プレッツェル・ロジック』の密度

今晩は。ヴァーチャル・パブのロンドンきつね亭です。 今回はスティーリー・ダンの第3作目、1974年発表の『プレッツェル・ロジック』を聴きたいと思います。 このバンドはこのアルバム収録の「Rikki, Don't lose the number(リッキーの電話番号)」や「…

ユーライア・ヒープ1枚目はジャケはエグいが中身は粒ぞろい

いやー何というか閲覧注意レベルといいますか。ブラック・サバスじゃないんだし、ちょっと考えてくださいよ。 一気に食欲減退するじゃないですか。 ヒープの1枚目(1970)はその名も『Uriah Heep』で『Very ‘eavy, very ‘umble』という副題が付いています。 …

クマのプーさんも登場するロギンス&メッシーナの1枚目『Sittin' In』

今晩は。ヴァーチャル・パブきつね亭です。 冬季オリンピックも無事閉幕しましたね。 今季はフィギュア・スケートは男子、スピード・スケートは女子の活躍が目立ってましたね。 さて金メダルの連覇を成し遂げた羽生結弦さん。羽生選手といえばクマのプーさん…

プロコル・ハルム『グランド・ホテルの夜』で酔いしれましょう

今晩は。ヴァーチャル・パブきつね亭です。今日の名盤はプロコル・ハルムです。 そこの若い方、イスラム過激派の話じゃありませんよ。あれはポコ・ハラムですから。 プロコル・ハルムといえば、ある程度の年齢の方であれば、特に洋楽が好きでなくてもきっと…

ポール・コットンのソロ1枚目は隠れた名盤

今晩は。ロンドンきつね亭の今夜のアルバムは、ポール・コットンの『Changing Horses』です。 ポール・コットンはアラバマ生まれのシカゴ育ち。ジム・メッシーナ脱退後のポコに参加しリード・ギターとシンガーを務めましたが、1990年に1枚目のソロ・アルバム…

ジェスロ・タル『天井桟敷の吟遊詩人』は英国伝統フォークとへヴィー・ロックの華麗な癒合

今晩は。ヴァーチャル・パブきつね亭です。 今日の演目はジェスロ・タルの『天井桟敷の吟遊詩人(Minstrel in the Gallery)』というアルバムでいきたいと思います。 1975年にリリースされたジェスロ・タル(通称タル)の9枚目のアルバムで、作詞作曲、ヴォ…

音楽ブログ近日に再開します!

我が家はアパートの最上階で山や木々の眺めがよく気に入っているのですが、先日大雨の日にまさかの雨漏りに見舞われました。5−6ヶ所から同時に雨水が吹き出し、あわや天井が崩壊・落下するのではと一時は本気で心配になりました。 管理会社が隣の空き部屋…

アイルランドが生んだ伝説のギタリスト、ロリー・ギャラガーの『Calling Card』

今晩は、ヴァーチャル・パブのロンドンきつね亭です。 今日のミュージシャンはアイルランド出身のロリー・ギャラガー。 よく聞く逸話によれば、ある人がジミー・ヘンドリックスに「世界一偉大なギタリストと言われるのはどんな気分ですか?」と尋ねたところ…