昨年のブログに書きましたが、ここしばらく留学準備に没頭していました。 当初必要なかったはずのエッセイ6000ワードを泣く泣くイチから書き上げ、ようやく第一志望のケント大学(カンタベリー)の文学部大学院から合格通知をいただきました。 今年はコ…
久し振りの投稿になりました。 過去記事に星をくださった方、コメを記入してくださった方に御礼申し上げると共に未読状態が続いていて失礼いたしました。 ここの2カ月ぐらいはTOEFLに向けて問題集をひたすら解くという、この年になって今更の受験生生活を送…
このところチャールズ・ディケンズの「大いなる遺産」と服部まゆみ著「一八八八切り裂きジャック」に没頭していました。 切り裂きジャック(Jack the Ripper)は19世紀の後半、知られているだけで6人の売春婦を次々に惨殺しロンドンを震撼させた実在の殺人鬼…
久々に酷い風邪でダウンしました。 38度台の熱が5日ぐらい続いて抗生物質も効かず、ピークが39度3分って一体いつ以来でしょうか。 とは言うもののブログが滞っていたのはそれ以前からなので言い訳にはなりませんが。 好きで始めたのに70数記事で早くも…
当ブログは時事ネタを扱うものではありません。 しかし今回は何日も頭から離れない件があるので書きます。 あらかじめお断りしておくと私はネコが好きです。大の猫好きです。 現在の2代目の茶トラ含めて20年以上ネコと同居していますが、イエネコのみならず…
「キャラバンの『ピンクとグレー』が良かったけど、次に何を聞けばいい?」と周りのロック好きに聞いたところ、二人からお勧めとして挙がったのが『夜ごと太る女のために』でした。 『To Girls Who Grow Plump in the Night』(原題は「女」というより「娘た…
今回取り上げるのはロック名盤というブログのテーマからやや外れますが、個人的に懐かしい名盤、ピーター・ヤーロウ(Peter Yarrow) のソロ・アルバムです。 今時の若い方でPPMを聞かれる方は少ないかもしれませんが、「パフ」、「風に吹かれて」、「花はど…
久々にELPです。 『恐怖の頭脳改革』はエマーソン・レイク&パーマー(ELP)の4枚目のスタジオ録音で1973年のリリース。 このトリオの最盛期の最後を飾るアルバムと言われます。 私はこのアルバム収録の「聖地エルサレム」のおかげで大学の卒論にウィリアム…
今回は音楽と関係のない話です。 昨日郵便受けに入っていたスポーツ用品店のチラシを何気なく見ていたら、上の写真のような銃の宣伝が載っていました。 ショットガンやライフルと並んで、ピストル、銃弾300個入りのプラスチックのバレルまで安売りの赤い…
たまたまコンサートのお知らせを見ていたら、10月に「ピーター・フランプトンのファイナル・ツアー」が北カリフォルニアに来る、とありました。 場所は私の居住地から電車で2時間もかかるコンコルドという街です。 普段ならそんな遠くのコンサートは億劫で行…
ウィッシュボーン・アッシュ(Wishbone Ash) といえば、アンディ・パウエルとテッド・ターナーのツイン・リードギターで有名ですが、この3枚目『百眼の巨人アーガス(Argus)』(1972)は特にツインリードの魅力がいかんなく発揮された必聴の名盤です。 全曲…
ベック・ボガート・アンド・アピス(Beck, Bogert and Appice、BB&A)は、ジェフ・ベック(g)、ティム・ボガート(b)とカーマイン・アピス(d)によるギター・トリオです。 ボガートとアピスは「キープ・ミー・ハンギング・オン」のヒットで知られるヴァニ…
昨日1月19日は私の誕生日でした。 別にここで宣伝しても仕方ありませんが。 しつこいですが、ジャニス・ジョプリン、宇多田ヒカル、松任谷ユーミンと同じ日です。 前日の金曜日、打ち合わせから自分の席に戻ると大きな包みが。 開けてみると何と、何とギタ…
皆さま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。 さて2019年の50年前の1969年はウッドストックがあった年で、アルバムでもキング・クリムゾンの1枚目、ストーンズの『Let It Bleed』をはじめ名だたる名作が多く発表された年でした。 ブラインド・…
さて今回はイギリスのプログレ・バンドGentle Giant (ジェントル・ジャイアント)で、1970年のリリースの1枚目『Gentle Giant』です。 バンド名は物語の登場人物で、旅の楽団に出会いその音楽に魅了される巨人に由来しているとのこと。 当時のメンバーはフ…
1960年代前半から半世紀以上やっていてスタジオ・アルバムだけでも30枚、ヒット曲数知れず、今なお現役というローリング・ストーンズ。 全曲を聴き込んでいるファンも数多いと思われる中で、部外者が言うのもおこがましいとは承知の上ですが、ストーンズが一…
突然ですが、一番好きなビートルズの曲は何ですか? 多すぎて選べないという方が多いかもしれません。 話が逸れますが、NHKの連ドラ「ひよっこ」を最近になってDVDでまとめ見しました。 ご存知の方も多いと思いますが、1960年代が舞台のドラマでビートル…
前回の『ウマグマ』の1枚目ライブ録音に続き、今回は2枚目、アビーロード・スタジオでの録音です。 この2枚目、リック・ライト、ロジャー・ウォーターズ、デイヴ・ギルモア、ニック・メイソンの順に4人のメンバーが一人ずつ書いて演じた曲が収録されていま…
『夜明けのパイパー』『神秘』『モア』とのろのろと歩を進めてきましたピンク・フロイド関連。 この記事進行のタラタラぶりでは『狂気』や『ザ・ウォール』ははおろか『原子心母』に達する以前にブログに飽きて放り出してしまう恐れもありますので、今回は『…
私はサンフランシスコのベイ・エリアのある町から隣の町の職場まで片道約30分運転して通っているのですが、この通勤時間の最大の楽しみは音楽を聴くことなのです。 この1ヶ月ほど「ベイ・エリア・ジャズ・ステーション」なる局にチューンインして毎日1時…
表題で言い切ってしまいましたが、まさに70年に発表されたこのアルバムこそ、60年から70年代の数多くのアメリカン・ロックの頂点を極めているのではないかと思います。 この『デジャヴ』、前回取り上げた『CSN』とライブの『4-Way Street』を聞いておけば…
今を去ること30数年前、洋楽に没頭していた私に「四人囃子っていいよ」と言った知人がいまして、その時は「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」と「ブエンディア」をさらっと聞いて、「面白いね」と適当に話を合わせていた記憶があります。 今、『一触即発』をあら…
先週はホラー小説のレビューをアップしたところ、閲覧数がいつもの5倍ぐらいに跳ね上がっていて我ながらびっくりしました。 洋楽と並行して英国ホラーのブログをやろうかと一瞬考えましたが、そんな時間があるはずもなくそちらは老後のお楽しみにとっておこ…
今週は音楽ブログはお休みです。 というのも週末に読み始めた小説が途中でやめられなくなって音楽を聴く余裕がなかったせいです。 この短編小説『The Willows』の作者は英国人のアルジャーノン・ブラックウッド。20世紀初頭に主に活動していた怪奇作家です…
おそらくですが、これは初めて自分で買ったLPレコードだったと思います。 ムーディ・ブルースに関しては以前『セブンス・ソジャーン』について記事をアップしました。 londonvixen.hateblo.jp 『失われたコードを求めて(In Search of the Lost Chord)』は上…
これは懐かしいアルバムで昔LPでよく聴いていたのをCDで再入手しました。 ドゥービー・ブラザーズの3枚目のスタジオ録音でリリースは1973年。 トム・ジョンストン(g、ハーモニカ、ARPシンセサイザー)、パトリック・シモンズ(g、ARPシンセサイザー)、タ…
今晩は。ロンドンVixenです。今回はエドガー・ウィンター・グループです。 先日ウッドストック・パート3でジョニー・ウィンターの映像を探していたら、弟のエドガー・ウィンターの「フランケンシュタイン」のスタジオ録画が出てきて思わず見入ってしまいま…
今回は『ウッドストック』ボックスの4枚目、最終回です。 4枚目の出演者は CSN&Y ポール・バターフィールド&ブルース・バンド SHA NA NA ジミ・ヘンドリックス クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y) CSN&Yはこのボックス・セットで最多の6曲…
今晩は、ロンドンVixenです。 先々週、先週に続き今回はウッドストック・ボックスの3枚目です。 3枚目の出演者は ジェファーソン・エアプレイン ジョー・コッカー カントリー・ジョン&ザ・フィッシュ テン・イヤーズ・アフター ザ・バンド ジョニー・ウィ…
今晩は、ロンドンVixenです。 先週に続き今回はウッドストック・ボックスの2枚目です。 1969年8月に開かれた「愛と平和の祭典」ウッドストックの音楽フェスは40万人の若者を集めた一大イベントで会ったことは先週お伝えした通りです。 今回2枚目の出演者…